【債権者のプロフィール】
女性Kさん(職業:介護福祉士)
対象児:7歳(回収成功時)
【コニアスへ相談するまでの経緯】
-今回養育費を請求した相手方や当時の状況について教えてください。
Kさん:離婚後数ヶ月のみ養育費は支払われていました。支払いが滞ると、しばらく直接催促をしていましたが、携帯が繋がらなくなり、職場へ電話してみたら「クビになりました」と言われ、そのまま連絡が取れなくなってしまいました。公正証書にて取り決めはしていたので、少し経ってから、公正証書を使って手続きをしましたが、書面が戻ってきてしまいました。
当時は派遣社員だったのですが、子どもが風邪を引く度に仕事を休まざるを得なくて、契約を延長してもらえませんでした。その後、ハローワークで職業訓練を受け資格を取得し、現在の職場へ勤めることができました。
-離婚の2年後に再婚なさって、状況の変化はありましたか。
Kさん:再婚相手は前妻に多額の養育費を支払っています。私の収入のみで家計のやりくりをする必要があり、生活には余裕はありませんでした。子どもをどこかへ連れて行ったりする余裕もなく、足りないときは親族などにちょっと借りたりして、といった生活を何年も続けていました。
【実際の流れ~弁護士による調査開始、そして相手方代理人と交渉へ~】
住所調査→生命保険照会→生命保険差し押さえ断念→銀行預金差し押さえに方針変更するも、2支店とも該当なしで取下げ。翌月、突如相手から支払う旨の連絡が入り、相手方代理人と交渉。これまでの未払い約450万のうち250万を一括払い、未払い残は免除、にて合意に至り、今後の養育費は月3万と決まりました。
-実際に回収した金額が振り込まれたとき、どんな心境でしたか。
Kさん:未払い分を全部もらえたわけではないですが、正直驚きました。
弁護士さんにお願いするまでは諦めていましたし、お守りのような感覚で公正証書を持っていましたが、ようやく実を結びました。これまでのことを考えると、もらったお金は怖くて使えません、万が一にとっておきたいです。
-最後に、同じように不払いで困っている方へメッセージをお願いします。
Kさん:期間は長くかかりましたが、何も情報がない状態からのスタートで本当に良くしてもらいました。どんな展開になるかは予測がつかないこともあるので、どうか諦めずに、弁護士さんに相談してみてほしいと思います。
-Kさん、インタビューに答えてくださり、ありがとうございました!