【債権者のプロフィール】
女性(職業:パート勤務)
対象児:8歳、7歳(支払い再開時)
【コニアスへ相談するまでの経緯】
-今回養育費を請求した相手方や当時の状況について教えてください。
Yさん:子どもが2歳のとき、別居が始まり、離婚調停を申立てました。相手方の言動だけでなく、相手方の両親からも精神的な苦痛を伴う出来事が多く、両親の知り合いの弁護士さんにお願いしました。終結まで、別居から2年あまりかかりました。それでも相手方は不服があったようですが、相手方の代理人が説得し、終結しました。当時、弁護士費用は、着手金と報酬で4〜50万ほどかかりました。
養育費と面会交流については、代理人が協議書を作成し、調停で決まったことを盛り込んで締結となりました。養育費の月額は7万円でしたが、算定表通りだったのですぐに決まりました。
別居時は実家に住んでいたので、両親によく相談していました。子どもが急に熱を出した時、忘れ物をして届けなければならない時、両親のサポートなくして生活はできませんでした。
-その後どのようなきっかけでコニアスへ相談されたのですか。
Yさん:相手方からの支払いは、遅延があったものの、しばらくは支払われていました。そのうち支払いがなくなり、相手方へ連絡しても全く出てもらえず、当時の弁護士さんに相談したところ「財産の差押えはハードルが高い、費用倒れになることも多いから、支払いを待った方が良い」と言われました。
現在、実家を出て、実家の徒歩圏内に引っ越しして生活をしています。家電量販店の販売員で、9時半〜17時半、週5日のパート勤務です。パート勤務ではありますが、勤怠の成績が重視される職種のため、半年に3回以上の遅刻や欠勤があると、給与が下がってしまいます。子どもの体調不良や学校行事など、全て自分一人で対応していたらすぐに半年に3回以上になってしまいますが、両親のサポートのおかげで何とか続けられています。
このような状況なので、養育費のサポートはとても重要ですが、私から支払いをお願いし続けることに限界を感じてしまい、ネットでコニアスを見つけて申し込みをしました。
【実際の流れ~内容証明送付後、未払い認識のズレを解消、全額支払いへ〜】
初回の電話相談時には、遅延はあるものの未払いはほとんどなく、相談後にも支払いがあったため、しばらくは弁護士が介入せず様子を見ることにしました。きちんと支払がされるのであれば、ご本人同士でやり取りされた方が、弁護士費用等も発生せずYさんにとって最善であると判断したからです。
しかし、その後未払いが3カ月分溜まり解消されないままであったため、正式に受任することとなり、弁護士から内容証明を送付しました。送付後、相手方から未払い金額について質問があったり支払時期についての要望があったりしましたが、電話での交渉に加え、資料とともに書面での説明を行ったところ、最終的に未払い全額分が支払われ、毎月の支払いも再開されました。
-これまでの未払い分の入金があったときはどんなお気持ちでしたか
Yさん:私から連絡しても無視されてしまう、このままではフェードアウトするだけ…協議書に面会を月1回することの記載もあるので、会わせることは構いませんが、離婚当時から、子どもへの面会申し入れも一切なく、いつ支払われなくなってしまうのか、ずっと不安でした。思いきって弁護士さんへお任せして、月末の入金確認や催促する負担から開放されてよかったです。本当に楽になりました。
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本件は、弁護士という第三者が介入することによって、これまでの支払いを再開させることができました。相手方への毎月の催促、連絡が苦痛な方は、ぜひ一度ご相談ください。