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Child support養育費コラム

2020年11月10日

【成功事例】相手方は外国人、住所調査→退職による差押不奏功を乗り越え再び給与差押へ(離婚母子家庭)

【債権者のプロフィール】【成功事例】相手方は外国人、住所調査→退職による差押不奏功を乗り越え再び給与差押へ(離婚母子家庭)
女性(職業:フルタイム)
対象児:21歳(支払い開始時)

【コニアスへ相談するまでの経緯】
-今回養育費を請求した相手方や当時の状況について教えてください。
下の子が未就学の頃までは平穏な家庭でしたが、徐々に、夫婦間の家庭に対する価値観の相違が明らかになり、心理的なすれ違いが多くなりました。また、相手方は海外在住者と仕事をしていたため、昼夜逆転の生活になってしまい、次第に生活面もルーズに。ついには、働かなくなってしまいました。
子どもを実家に預けながら以前から続けていた仕事をしましたが、家賃も払えなくなり、調停を申立てすることになりました。弁護士さんに頼んで調停を進めていましたが、相手方の仕事が前向きな状況となり、家族も良い方向へやり直そうと決まりました。
ところが、その後相手方は約束を裏切るような行為を働き、再度同じ弁護士さんに頼んで離婚調停が成立、養育費等も決めることができました。
調停自体は順調でしたが、取り決めた内容通りに支払ってもらえるのかは全く別問題で、これまでの経緯から、信用できませんでした。
私が肩代わりした借金も含め、やはり、その後一切の支払いもありません。
家庭裁判所には、履行勧告は何回もしてもらいましたが、何の強制力もないことを痛感しました。

-その後どのようなきっかけでコニアスへ相談されたのですか。
相手はもう日本にはいないだろう、また、日本にいたとしても再度関わりをもつことに負担を感じていました。ところが、たまたま、ネットで相手方の現在の勤務先を発見しました。私は、Wワークなどで身体を壊してしまい、子どもの教育のために借りたお金を返済していけるか不安を抱えていましたので、勤務先さえ判明していれば家庭裁判所の方で養育費の回収に向けて動いてもらえると期待し、問い合わせをしました。
ところが、裁判所には現住所不明では手続きができないと言われました。
離婚当時お願いしていた弁護士さんにも相談しましたが、2〜30万程度の着手金が必要になること、満足に回収できず費用倒れになるリスクが高いことを説明されました。
子どものために少しでも何かできないか調べていたところ、成功報酬でお願いできるコニアスを見つけ、すがるような気持ちで相談をしました。

【実際の流れ~当時の勤務先へ給与差押するも退職が判明し不奏功、約1年後に再度勤務先を発見し、給与差押へ〜】
相手方が外国人であることから、住民票や戸籍の附票は取得できません。住所調査のため、弁護士会照会により外国人登録原票を取得しました。現住所判明、債務名義の送達等を経てようやく給与差押を申し立てるも、退職が判明、不奏功となりました。
その後、転居・転職先の調査に時間を要し、新型ウィルスの影響も重なり、1年ほど経過。粘り強いリサーチの結果、ついに相手方の転職先を突き止め、2度目の給与差押は奏功となりました。

-初めて養育費のお金を受け取ったとき、どんなお気持ちでしたか
子どもに申し訳ないという気持ちが少し報われたような気持ちがします。
子どもの権利である養育費を払ってもらうために、ここまでの苦難があるとは思いませんでした。個人だけでは、到底やりきれず、コニアスへ依頼できて本当によかったです。
親として、子どものために出来ることは少しでも多くしてやりたいと考え、定年後も働き続けています。長年のWワークの影響か、身体にも影響が出てしまっています。
今回の事例が、相手方が外国人で養育費請求に苦労しているひとり親の方にとって、少しでも参考になればと思いますし、国や行政による積極的な支援が行われることを心から願っています。

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